セント・ジェームズ29番地にあるロンドン最古の薬局、D.R.ハリスの創業は1790年。外科医のヘンリー・ハリス( Henry Harris )と薬剤師のダニエル・ロートリー ( Daniel Rotely )兄弟によって始められました。
その当時からのレシピは大切に受け継がれ、現在もイギリスの幅広い年代で愛され続けています。
薬局とはいえ、 男女問わず高い人気を誇っているのはオーデ・コロンやアフターシェーブ、石けん、シャンプーなどの香り高い化粧品。気品とノスタルジーを感じるデザインで、種類も豊富に取り揃えています。2012年には1号店からほど近いピカデリーの大通りに2号店をオープンさせました。
どちらの店も経験と知識を兼ね備えたファーマシアンが駐在し、肌の状態に合わせて親身に相談に乗ってくれます。

ロイヤル・ワラントの価値

ロイヤル・ワラント（王室御用達）とは、1155年に初代イングランド国王ヘンリー2世から始まったと言われています。
英国の王室に定期的に商品やサービスを納めているお店やメーカーに対し、納入許可証が授与され、紋章を店頭に掲げたり、商品のパッケージに用いることが出来ます。
5年ごとに厳しい審査が行われる為、一度取得しても場合によっては剥奪されることもあります。
現在ロイヤル・ワラントの許可が出せる王族は、エリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子の3名。D.R.ハリスは英国王室との縁が深く、1938年のエリザベス女王の母、クイーン・マザーからの授与に始まり、現在ではエリザベス女王と、チャールズ皇太子、2つのワラントを取得しています。

ディー・アール・ハリスのこだわり

• POINT 01

  ほぼ全てリサイクル可能なパッケージを使用しています

• POINT 02

  製品本体からパッケージまで可能な限りイギリス産の原料を使用しています

• POINT 03

  植樹活動を通じ、環境保全に努めています

• POINT 04

  動物実験は行いません

ディー・アール・ハリスの直営店

D.R.ハリスは現在2つの路面店をロンドンに構えています。どちらの店舗も、有名な観光地、 古い建造物や自然豊かな緑、 最新のショッピング施設など、新旧が融合したロンドンならではの様々な景色に囲まれています。セントジェームズ29番通りにある、第1号店は200年以上の歴史があり、2015年、約2年間にも渡るリニューアル工事を終え、再出発を迎えました。
店舗の拡張、古い什器の修復などにより、よりクラシックで魅力溢れる美しいお店へと生まれ変わっています。